私は、ボストンに留学するまで、海外に出たことがありませんでした。なので、ボストンに留学して、あまりにも日本の教育のスタイルと違いがあるのを知って衝撃を受けたほどです。
日本の高校の時は、先生がクラスの前に立って、授業の内容を説明するというスタイルの授業でした。その結果、生徒たちは、授業で質問をするという機会もそれほどありませんでした。
しかし、ボストンの語学学校では、静かにしている留学生は、日本人や一部のアジア系の学生だけです。ラテンアメリカ系のブラジル人、アルゼンチン人、コロンビア人の留学生は、先生が話している途中でも、割り込んで質問したり自分の意見を言ったりする場合もあります。
スペインやフランスといったヨーロッパから来た留学生は、ディスカッションの時に、とてもしっかりした意見を言うことができます。
私の場合は、ボストンに留学するまで、日本の高校では、あまり自分の意見を授業で発表する様なことはありませんでした。なので、どうしても、いつも意見を言わなければいけないと分かっていても、間違えるのが怖くてできたいと思っていました。
しかし、他の国の同世代のボストン留学する大学生やアメリカ人の友達と仲良くなるにつれて、授業中であっても、自分を出してもよいのだと思える様になりました。